理科総合の基礎知識 理科総合メジャー化計画

2008年06月19日

理科総合で受験できる大学は?

物理I、化学I、生物Iなど「Iを付した科目」は、どの大学でも受験科目として使うことができますが、理科総合A,Bは、大学によっては受験科目として認められない場合もあります。

特に、理学部、工学部、医学部では、認められない場合が多いですが、よく調べてみると、筑波大などのように、一定レベル以上の大学でも、理科総合を利用できるところもあります。

志望大学で利用できるかどうか、最初に調べておくとよいでしょう。
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2008年06月18日

平成20年センター試験理科の平均点

       受験者数   平均点
理科総合B   17,614    61.31
生物      176,766 57.64
理科総合A   33,472 48.00
化学   199,951 64.21
物理   142,233 64.55
地学   26,841 59.68

皆さんは、センター試験の平均点から、どのような情報を読み取っていますか?


まさか、

「2007年は、物理の平均点のほうが、理科総合Aよりも高いから
 理科総合Aよりも物理のほうが点が取りやすい。」

なんて考えたりはしていませんよね。


年度によって多少のぶれはありますが、問題を作成する側は、
どの科目も平均点が60点前後になるようにテストを作ります。


前の年の平均点が高かったら、翌年は、少し難しくして、
60点くらいになるように調整するでしょう。


ですから、科目によらず、

「平均点は60点前後に調整される」

というように考えておいたほうがよいです。


では、このことから何が分かるか?


センター試験の理科は、

「母集団が違うにもかかわらず、平均点が6割になるように作る。」

というテストなんです。


たとえば、理科の得意な人の多い理系クラスである3年A組と、、
理科が苦手な人が多い文系のクラスである3年B組があったとしますね。


期末テストの理科では、どちらのクラスでも平均点が6割になるように作ります。


3年A組に簡単な問題を出したら、平均点は8割くらいになってしまいますから、標準的な問題に加えて、やや難、難の問題を混ぜて、平均が6割になるように調節します。


一方、3年B組に難しい問題を出したら、ほとんどの人が解けず、
平均点が4割くらいになってしまいますから、点の取りやすい問題を多めにして、平均点が6割になるように調節します。


この結果、どちらのクラスも平均点が6割くらいにそろうことになります。


センター試験の理科において、

物理は、母集団のほとんどが理系の生徒で、
化学は、約半数が理系の生徒です。

この2つの科目は、理系の得意な生徒が母集団に多く含まれています。

ですから、問題の難易度をある程度高くしないと平均点を6割に
できないです。


生物は、医療看護系などの理系の生徒が一定数含まれますので、
それなりの難易度に設定して、平均点を6割に調節しています。


それに比べて、理科総合A、理科総合Bの受験者のほとんどは
文系の生徒です。
理系の場合、志望大学が限定されてしまうため、必然的に、
文系が中心になります。


この母集団に対して、難易度の高い問題を出題すると、
平均点6割を達成することは難しくなりますから、
当然、問題の難易度は低くなります。


こう考えると、志望大学が理科総合A・Bの受験を認めている
場合、理科総合で受験するメリットは大きいことが分かりますよね。


実際にこれまでの問題を見てみても、Iを付した科目に比べて、
問題の難易度は低いです。


この傾向は、「平均点を6割にそろえる」ということが根拠になっていますので、来年以降も続くと思います。


平均点から分かる、理科総合の難易度の低さ、
納得していただけましたか?
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試験日程を確認しよう。

平成21年の理科の時間割は次のようになっています。

第2日(平成21年1月18日(日))

理科@ 理科総合B、生物I    9:30-10:30
理科A 理科総合A、化学I   13:30-14:30
理科B 物理I、地学I     17:00-18:00

理科総合Bと生物I、理科総合Aと化学Iは、同時に受験できませんので注意してください。

地学Iと理科総合Bの組み合わせは、内容に重複があるので有利になります。



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